第1回 はじめにビデオ教材のポイント&テクニック 連載記事
近年ではPCにて動画を視聴することは一般的になりました。既製品のPCには当たり前のようにDVDビデオが再生でき、また大手の動画共有サイトでは膨大なアクセスを受けるようになりました。
このように、すっかり一般的になったPCと動画の関係ですが、この連載ではeラーニングにおける映像について考えていきたいと思います。映像を使用したeラーニング制作をお考えの方の参考となれば幸いです。
- この記事のポイント
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- 映像制作は、当初の予定よりも工数やスケジュールが増す傾向があります。
- しかしながら、映像の持つ表現力をeラーニングで活用するのは、とても有効な手段です。
- こんな方におすすめの記事です
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- eラーニングでビデオ映像を活用したい。
映像制作の大変さと、表現力のすばらしさ
私が初めて携わった映像を使用したeラーニングは、都内の私大が行う遠隔授業でした。これは学部および院の授業をオンデマンド形式にて行い、それを受講することにより単位を受けることができるというもので、オンデマンドのeラーニング授業はその内容によりいくつかのタイプが考えられ実施されました。
科目は基礎講座から演習形式のものなど多くの形式があり、教員と相談されコンテンツの形式も決定されました。その中で私はおもにビデオの撮影からサーバーにアップロードするまでのコンテンツ制作全般を担当していましたが、授業を行われた教員の方々の意見にて『予想以上に大変である』との話をよくお聞きしました。
これはeラーニングに限ったことではありませんが、映像の制作では当初の予想よりも大変になる傾向にあります。先述のeラーニング授業の制作について言えば、実際の収録時間よりも、一限90分の収録原稿の準備の負担が予想よりも大きく、そのため撮影以降の制作スケジュールにも影響が出ることもありました。
eラーニング制作の打ち合わせの中で、お客さまより「ビデオで撮影して簡単につくりたい」という要望をお聞きすることがありますが、制作を実際に行う立場としてその言葉には注意が必要です。望まれるものが本当に簡単な撮影で可能なのかは、技術面とそれ以外の項目にて調整を行う必要があります。
しかしながら、映像の持つ表現力は他では替えられないものがあり、その優位性はeラーニングでもとても有用です。それを十分に理解して、望まれるコンテンツを制作することが、eラーニング制作者の使命であると考えます。
次回からは、やや技術的なことも含め進めます。


