第2回 ビデオ映像のみを使用したコンテンツビデオ教材のポイント&テクニック 連載記事

映像を使用したeラーニングと言われて、最初に思い浮かぶものはどんなものでしょうか。

この記事のポイント
  • ビデオ映像のみを使用した学習教材(コンテンツ)についてご説明します。
こんな方におすすめの記事です
  • eラーニングでビデオ映像を活用したい。

映像を利用したeラーニングの種類

まずはその種類についてよく使用される形式を挙げてみます。

このほかにも、Web会議のようなシステムで行うリアルタイム遠隔授業などもありますが、ここではサーバー配信型のオンデマンド方式について考えてみようと思います。

ビデオ映像のみので構成

『テレビ番組のようなコンテンツ』、このように言えば一番わかりやすいと思います。現実にテレビ放送には教育番組がありますし、eラーニングというものを知らない人でも比較的なじみやすい方式でしょう。基本的に動画の視聴のみで教育が受けられるので、受講者にとっては単純な形式でもあります。

この形式、学習内容をすべて映像で制作しなければいけませんので、制作の時間や費用面では他の方式に比べて不利になります。もし何も映像素材のない状態から制作を行う場合には、すべてを映像にする明確な目的を確認すべきでしょう。

ですが、次のような場合はその限りではありません。

  1. 映像を制作する仕組みを保有、または常に確保できる場合
  2. 使用できる映像ソフトを保有している場合

1つめは、社内・学内などでビデオ撮影を行える機材・部屋・人員を有しており、目的の映像が作成できる、または外部の撮影スタジオなどを手配できる場合です。例えば講師の「話」だけでよいのであれば、撮影・編集の手間も少なくて済みますし、多数制作する場合にも有利です。

2つめは、社内研修用などの映像ソフトをeラーニングに利用する場合です。すでに編集済みの素材があれば、後はサーバーより配信するように加工すればよいということになります。

eラーニング用のコンテンツを新しく制作するからといって、その内容も含めてすべてを新規に撮影しなくてもよいかもしれません。利用できるアーカイブがあれば、それを活用するのも一つの方法です。

少し脱線してしまいますが、2つめの場合などで使用しようと「過去の記録ビデオテープ」を探してみると、中にカビが発生して再生に支障をきたすことがあります。また、すでにそのテープを再生できるビデオデッキがなくなったりする事もあります。

eラーニングに直接使用する以外でも、社内・学内で保有する大事なビデオテープ・動画フイルムは、可能であればデジタルフォーマットに変換しておくことをおすすめします。

次回は、他のビデオを使用したコンテンツ形式について考えていきたいと思います。

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映像と資料を連動させる
XUGNMOL
XUGNMOL
Flash デベロッパー

eラーニングコンテンツの開発を担当。ナローバンドが主流の時代から映像を使用した教材の開発に携わる。

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