第24回 インターレース記録方式による画像のブレビデオ教材のポイント&テクニック 連載記事

eラーニングで使用する映像を作成するために役に立つ知識・技術について紹介していきたいと思います。今回も画像のブレについて考えます。

この記事のポイント
  • 画像がブレる原因について考えます。
こんな方におすすめの記事です
  • eラーニング教材(コンテンツ)に動画を使おうと考えている。
  • インターレースについて知りたい。

前回までお話したインターレース記録方式による画像のブレですが、表示サイズの変更によっては見え方に変化があります。

表示した倍率で縮小したもの

上の画像は表示した倍率で縮小したもので、その表示にかなりの違いがあることが見て取れます。50%表示ではインターレースの線が消えてきれいな画になりました。しかし28%、66%は更に線の目立つ状態になっています。こんな状態では誰が見ても「もう少し何とかならないのか」と突っ込まれることでしょう。

では、サイズを変えるとなぜこのような状態になるのでしょうか。

理由は簡単で、50%表示は前回の話に出た「走査線を半分のみ使用する」と同じ状態になるためブレはなくなります。1/60秒ごと2回で1枚の画を作っていたものが1回の情報量で丁度できているのです。

次に66%ですが、この倍率では奇数線を「A」偶数線を「B」とすると、AABBAABB…と横線が1/60秒ごとの2回循環になるためこのよう見え方になってしまいます。28%も同様の理由でこうなります。

66%ですが、この倍率では奇数線を「A」偶数線を「B」とすると、AABBAABB…と横線が1/60秒ごとの2回循環になるためこのよう見え方になってしまいます

通常、ビデオカメラのSD画質で撮影したファイルの画面サイズは横640、縦480ピクセルです。eラーニングでは、このサイズのビデオを使用するよりも、いくらか縮小して使用するケースが多いと思いますが、手順を誤るとこのような表示になってしまいます。

解決策はいくつかありますが、一番良いのは表示される画面サイズでビデオをエンコードすることでしょう。また、前に出ましたように50%表示、横320、縦240ピクセルで作成すればインターレースを気にする必要がなくなるので有効です。

このように映像を制作するものは、拡大縮小による表示サイズでの見え方に違いがあることを覚えておくと役に立つでしょう。

次のページは…
シャッター速度を上回る速度の被写体
XUGNMOL
XUGNMOL
Flash デベロッパー

eラーニングコンテンツの開発を担当。ナローバンドが主流の時代から映像を使用した教材の開発に携わる。

eラーニングと映像 連載記事

RSSフィードで
最新情報を購読