第26回 音声を大きくする方法ビデオ教材のポイント&テクニック 連載記事

eラーニングで使用する映像を作成するために役に立つ知識・技術について紹介していきたいと思います。今回は、音声について考えます。

この記事のポイント
  • 音を大きくする方法について考えます。
こんな方におすすめの記事です
  • eラーニング教材(コンテンツ)に動画を使おうと考えている。
  • 録音した音声を編集したい。

音声編集ソフトを使って、音量を大きくする

例えば教室授業を撮影した場合や、あるいはナレーション用に音声のみ録音をした場合でも、コンテンツで使用する場合に録音の状態よりも音量を大きくしたいことがよくあります。実は音声も、映像と同様に編集(加工)して使用することが通常で、そのためには音声編集ソフトを使用します。またビデオ編集用ソフトでも基本的な加工は可能です。

音声ファイルを音声編集用ソフトで表示したもの

上の図はナレーションを録音した音声ファイルを音声編集用ソフトで表示したもので、表示されている山が大きければ、それだけ音量が大きいことになります。ここで音量を大きくする場合の一番簡単な方法は、レベルそのものを大きくしてしまうことです。

使用するソフトにより呼び名は違いますが「ダイナミクス」「ボリューム」などとされているものが多いようです。これで音量を200%にしてみます。

山が上下に広がり大きな音になった

前の図と比べて山が上下に広がり格段に大きな音になりました。この状態で保存してコンテンツで利用すれば音は大きくできます。

しかし、この音量200%のファイルには少々問題があるのです。

大きな波形は、上下の範囲を振り切っている
波形の山の頂上が上下に衝突している状態は、本来あるべき情報(上下にはみ出した部分)がなくなったことを意味します。これにより不自然な音になったり、割れて耳障りな「パチン」「ガガガ」という雑音を出すこともあります。ちょっとはみだしたくらいでは大した影響はありませんが、こうなると最低限、再生して確認する必要があります。
声のない部分の山も大きくなっている
一見して山のない部分は声のない無音の部分です。無音と言ってもマイクで録音していますので、周囲の小さい環境音(外部雑音)や録音機材が発生させるノイズ(内部雑音)も合わせて録音されてしまいます。この必要のない音も200%にアップしているのです。これらは元が小さい音なので200%にしても気にならない程度なら良いのですが、状況によってはこれも耳障りな「サー」という雑音に聴こえます。

雑音の発生はなかなかに厄介な問題で、コンテンツの仕組み、映像などそのほかの部分が完璧でも、一箇所耳障りな雑音があるために修正を求められることもあります。

実は音声編集ソフトには単純にレベルを上げる以外に音量を大きくする手段が用意されています。それについては次回に述べたいと思いますが、急いで知りたい方、自分で調べたい方は次のキーワードを参考にしてください。

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音声を大きくする方法~ノーマライズ編
XUGNMOL
XUGNMOL
Flash デベロッパー

eラーニングコンテンツの開発を担当。ナローバンドが主流の時代から映像を使用した教材の開発に携わる。

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