ESS 管理栄養士版
実践女子大学
Jissen Women's University
ESSで学生の進捗や苦手領域を確認
ESSでは最新の国家試験問題から過去10年分までの問題を利用できるため、学生は問題集を持ち歩くことや費用の負担も軽減できます。
教員は過去問題を活用した授業資料を効率的に作成でき、学生ひとりひとりの進捗や苦手領域を確認できます。
- 管理栄養士国家試験に備えるための基礎学力の向上
- 既存のシステムでは手作業での国家試験過去問題の登録が必要
- 管理栄養士国家試験の高い合格率の維持
- 過去問題を活用した授業資料を効率的に作成
- 学生ひとりひとりの進捗や苦手領域を確認
実践女子大学
大学プロフィール
実践女子大学は、近代女子教育の先駆者である下田歌子の「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神のもと、1899(明治32)年に創立されました。
中学から大学院までの一貫した教育組織を持つ女子教育機関として発展し、これまでに17万人を超える卒業生を輩出しています。
教育理念に「品格高雅にして自立自営しうる女性の育成」を掲げ、社会を変革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成を推進しています。
ESSを導入していただいた実践女子大学さまにお話を伺いました。
ESS 管理栄養士版
導入前+導入に関して
ESS導入前の課題はどういったものがありましたか?
管理栄養士国家試験に備え、どのように学生の基礎学力を向上させていくかが課題となっていました。
既存の学内システムでも、オンラインでの小テスト実施やレポート管理は可能でしたが、国家試験過去問題を使用する際には一つ一つ手作業で登録する必要がありました。
ESS導入の際の目的や目標を教えてください。
管理栄養士国家試験合格に向けて、低学年のうちから国家試験を意識した学修を定着させることを目標としました。
同時に、栄養士養成課程既卒者に対する国家試験受験サポートにも活用することとしました。
ESSを選んだ理由/決め手などあれば教えてください。
学生は日常的にスマートフォンを使用していることから、ESSも利用しやすいと考えました。最新の国家試験問題から過去10年分までの問題を利用できるため、問題集を持ち歩くことや費用の負担も軽減できると思いました。
教員にとっては、過去問題を活用した授業資料を効率的に作成できることや、学生ひとりひとりの進捗や苦手領域を確認できることなどが魅力的でした。
ESS導入初年度の2020年度に、新型コロナウイルス感染症が拡大したこともあり、オンライン学修の必要性が急激に高まり、2022年度現在も継続利用しています。
導入後
ESSを導入して、どのような導入効果や成果が得られましたか?
さまざまな取り組みを含む成果として、管理栄養士国家試験合格率(新卒・既卒)いずれも、高い値を維持できています。
利用学生に対する学内アンケートでは、「管理栄養士になるための基礎学力の向上に役立っていると感じるか」に対し「役立っている」「どちらかというと役立っている」が約80%となっています。
導入当初は新型コロナウイルス感染症の流行下でしたが、概ね対面授業が再開されてからも、自宅での利用者が最も多く(84.4%)、次いで「移動中」(54.3%)、「大学」(12.6%)であり、自宅学修ツールとして定着しつつあるようです。
ESSで気に入っているもしくは好評な機能があれば教えて下さい。
授業課題や長期休業中の課題として「演習」を出題しています。
問題・解説のいずれもWordでの出力が可能なため、必要に応じて印刷物や電子媒体で提供し、各自の利用しやすい方法で取り組んでもらっています。
教員からの演習課題以外で学生がよく利用していたのは「一問一答」でした。手軽にチャレンジできる点が好ましかったようです。
ESSの「演習」とは?
- 受講者や問題を指定して実施する簡易テスト・宿題機能のことで、“CBT形式”と“プリント形式”の双方に対応しています。
- プレテスト・ポストテストが簡単に実施でき、終了後には、すぐに結果を採点集計します。
今後ESSに期待していることは何ですか?
学生からはスマートフォンアプリ化の要望が出ています。
お問い合わせ
ESSは医療系教育機関向けのeラーニング・システムです。国家試験対策用のeラーニングや、多くの医療系教育機関が実施している卒業試験(紙ベース)の作成機能やCBT形式の学内試験の実施機能を有しています。
入学から国家試験までさまざまな教育場面をサポートする総合教育支援システムです。
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