ESS 歯科医師版

日本大学

NIHON UNIVERSITY SCHOOL OF DENTISTRY

日本大学 歯学部

ESSで国家試験問題が身近に

ESSは歯科医師国家試験問題の過去問題やCBT対策の練習問題とその解説が実装されているため自修に活用できます。

演習問題や過去問題を解いた後に自分の弱点(苦手領域)がチェックできるので、学生は自己分析をしながら勉強方法を改善しています。

お客さまの課題
  • 紙ベースでのレポートなど資料提出や配布資料が多かった
  • ICT機器を使うとしても、メールで送信するくらい
ESS導入後
  • ESSで事前に演習問題を出題し、授業で解説するような演習形式が増え、演習時間を効率的に使えるようになった。授業時に効果的な解説ができるようになった
  • 学生・教職員の教育DXへの対応力が身についてきている。

日本大学 歯学部

大学プロフィール

日本大学 歯学部

日本大学 歯学部は大正5年、佐藤運雄博士が創立した東洋歯科医学校が前身です。当時の日本の歯学は、基礎医学の知識に乏しく技術偏重であったため、佐藤博士は、当時としては極めて先駆的な「医学的歯学」の教育理念、すなわち、歯学を単に口腔や歯だけにとどめず、全身との関連において組織的に学ぶことの重要性を強調しました。この理念は、現在、日本の歯科教育の基本となっています。

日本大学 歯学部では、このような歴史と伝統を更に発展させ、21世紀の高度な歯科医療に適切に対応しうる歯科医師を育成するため、常に教育課程を改善し、新しいカリキュラムによる教育を目指しています。

https://www.dent.nihon-u.ac.jp

ESSを導入していただいた日本大学 歯学部 さまにお話を伺いました。

ESS 歯科医師版

導入前+導入に関して

ESS導入前の課題はどういったものがありましたか?

コロナ禍前でしたので、歯学部では基本的には紙ベースでのレポートなど資料提出や配布資料が多かったと思います。

ICT機器を使うとしても、ドキュメント・プレゼンテーションアプリで作成した資料をメールで教員や学生に送信するくらいのものでした。

ESS導入の際の目的や目標を教えてください。

歯科医師国家試験対策のため、ESSで過去問題を利用しながらの基本的な歯科医学の習熟を目的としていました。

また、アクティブラーニングを想定した授業展開にESSを利用することも考えています。

ESSを選んだ理由/決め手などあれば教えてください。

第一に歯科医師国家試験問題の過去問題やCBT対策の練習問題とその解説がすでに実装され自修に活用できるだけでなく、教員が国家試験のオリジナル問題や改変問題を、授業前後に演習として簡単に出題できるところです。

教員視点でいえば、学生の受講状況や演習の成績・識別指数まで詳細に得られ、それを授業改善につなげられることが一番のメリットだと思います。

授業風景

また、学生用、教員用ともに操作が直感的でわかりやすく、明確なマニュアルのおかげで操作に関する質問を受けることはほとんどありません。

さらに同時ログインアカウント数が契約の単位なので、750人以上に学生アカウントを交付していますが(教員にも学生用アカウントを配布している)、その1/4程度の契約アカウントで、授業内での利用、自修の利用の両方がおおよそカバーできています。

結果的に費用を抑えられたことも大きな理由になります。

導入後

ESSを導入して、どのような導入効果や成果が得られましたか?

2~6年にアカウントを交付しており、低学年から自分で授業科目から問題検索し、自修に役立てているようです。

導入後すぐにコロナ禍になり、その影響もあってESS導入の目に見えた成果があるか、判断できませんが、低学年から国家試験を意識した学習や過去問題を利用してのアウトプットにESSを利用することで、今後、それなりの成果が出てくると思っています。

教員側の変化としては、とくにコロナ禍になり、授業後の確認テストとしてESSを利用する教員よりも、演習問題を事前にESSで出題し、解答させ、それを授業で解説するような演習形式が増えたと思います。

これによって、演習時間を効率的かつ授業時に効果的な解説ができるようになりました。

当然、ESSのようなソリューションを日々利用することで、学生・教職員の教育DXへの対応力が身についてきていると思います。

ESSで気に入っているもしくは好評な機能があれば教えて下さい。

低学年から利用していますので、国家試験問題が身近になったという声が聞こえてきます。

また、演習問題や過去問題を解いた後に自分の弱点(苦手領域)がチェックできるので、個々が自己分析をしながら勉強方法を改善していく手立てとして利用しているようです。

さらに、キーワード検索をしながら、一科目ではなく、関連科目との知識のつながりを意識し始めていると感じます。

施設

教員側として、問題管理にESSを利用することで、過去の出題の正答率・識別指数などを考慮し出題できることは非常に合理的だと思います。

さらに、これまでもいくつもの機能追加・修正などをお願いしましたが、即対応いただいていることも非常に助かっています。

どのような課題をお持ちの方にESSをお勧めできますか?

教員側の判断になりますが、学生に早い段階から国家試験を意識させたい、通学時間(電車)を有効活用させたい、とお考えの施設には適していると思います。

特に今の学生は、紙よりスマホを見ている時間が長いスマホ世代なので、ESSを有効に学修に利用できると思います。

また、ESSはいろいろな出題・利用方法が選べますが、インターフェイスが分かりやすいので、学生・教員の双方に対し、教育DXの第1歩としても最適だと思います。

授業風景

今後ESSに期待していることは何ですか?

教務システムとの連携やマークシート試験の情報のESSへの取り込み、問題の管理ができると非常に便利かと思います。

また、電子教科書とリンクすることによって、問題や解答から直接、関連するページを参照できるようなシステムができれば、と期待しています。

最後に、歯科医師国家試験のCBT化という話も出てきておりますので、学部全体での問題プールシステムやIRT方式の採点システムなどがあると運用の幅が広がると思います。

お問い合わせ

ESS医療系教育機関向けのeラーニング・システムです。国家試験対策用のeラーニングや、多くの医療系教育機関が実施している卒業試験(紙ベース)の作成機能やCBT形式の学内試験の実施機能を有しています。

入学から国家試験までさまざまな教育場面をサポートする総合教育支援システムです。

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